巨大地震から生命を守る防災用品選定に関する質問
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発災瞬間に生命を奪われる一番高いリスクとは?
オフィス家具類の転倒リスクです。
阪神・淡路大震災で神戸市内に限定してみると、震災発生から14分以内に亡くなった方が死者の92%を占めました。亡くなった方のほとんどが即死であった過去のデーターより弊社では、安全なオフィスビルであったとしても未だ体験したことのない震度7の巨大地震が発生した場合、その瞬間にヘルメットを被っている余裕が無いままに、次から次へと勤務している周辺のオフィス家具類が容赦なく転倒し、頭部を直撃したり、逃げようとしても避難路もロッカー類が転倒することで失われ、下敷きになってしまうことが予想されます。
弊社では、そういう事態にないように、震度7対応のダンパー機能付制振器具の設置で制震オフィス化を実施することをお勧めしています。
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生命リスク回避後に必要となる防災用品は?
自分が下敷きになっていた場合、脱出するために必要な防災用品は、自分の存在を知らせて救助して貰うために「笛の携帯を徹底しておく」ことが重要となります。
また、自分が大丈夫な状態であった場合、自社及び周囲の社員、近隣住民の救助が必要となります。そのために必要な防災用品は、「救出用工具・救急セット」です。救出用工具・救急セットの保管場所を社員全員に訓練を通じて周知徹底しておく事が重要となります。 |
脱出・救出・救護の後に必要となる防災用品は?
ここから生き延びるための防災用品が必要となります。
都市型災害は、火災対策が必要となります。
火災に巻き込まれた時に脱出・非難するための防災用品が必要となります。
弊社では高温の火にも対応できる防災頭巾「タイカくん」、火の粉の中を走り抜けるときに自分を守るための難燃性ブランケット「カケルくん」を第一推奨としています。 |
中高層ビル入居の企業様必修の防災用品は?
生理現象は、待ったなしです。衛生環境が整っているオフィスビルに入居している企業様は、トイレ対策が必修です。
同フロアの他企業様と被災直後のトイレの使用ルールを合同訓練で確認してルール化しておくことが重要となります。
ルール化とは、被災後に使用するトイレを企業様単位で決めておく事と社員様には被災直後にトイレに行く場合は必ず簡易トイレを使用し、ビル内部を通っている配管が破損していた場合のリスクを想定し、水を流さないようにする事です。
トイレが使用不能になった場合は衛生環境上避難者全員が困ることになります。
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簡易トイレを選定する場合の基準は?
一つ一つの便袋の機能として、糞尿が漏れない構造になっている事と吸水シートで臭い対策が施されているメーカーの商品を選定する事をお勧めします。
弊社では「サニタクリーン」を第一推奨品としています。
コストや保管スペースを優先したい場合は、コンパクトで大量の備蓄が出来て1回あたりのコストが安い「シートイレ ビズ」をお勧めしています。
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避難場所の感染症対策品を選定する基準は?
被災状況下では、臭いが充満しますので密閉空間で非衛生な環境下での避難生活が余儀なくなることが予想されます。
密閉空間で効果を発揮し、人体に影響がなく、除菌効果が高くて長期保管ができる除菌剤を選定することをお勧めします。
弊社では、東日本大震災で活躍した置くだけで自分の周囲を除菌する「サンシール室内菌無」を第一推奨としています。
又、電源が確保できる場合は、広範囲の臭い対策として特許製品の「エアーサクセス」をお勧めしています。
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夜間停電時の安全確保に必要となる防災用品は?
暗闇に慣れていない現代人にとって灯りは生命の維持にメンタル上必修です。夜間停電時に移動する際の事故を回避に役立ちますので避難場所を想定し灯りの設置間隔を決めて備蓄する必要があります。
灯りを確保するために懐中電灯・常備灯・ラジオライト等たくさんの機能商品がございますが、長期保管が出来ていつでも使用可能な商品をお勧めします。
弊社は、電池を使用しないキャンドル・安全ローソク・セーフティライトを お勧めしています。
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